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【読書紹介保存版】この1年で私の「世界」を広げてくれた、濃すぎる5冊紹介。

#ジーンズ#一次元の挿し木#三浦しをん#吉田修一#同志少女よ、敵を撃て#呉勝浩#国宝#松下龍之介#爆弾#舟を編む#読書#逢坂冬馬

みなさんどーも、2児パパ会社員すすししです。

3ヶ月ぶり?ちょっと間を空けすぎました。

もうすっかり春も訪れ、新生活の時期ですね。

さて去年の7月?くらいから読書を習慣づけまして、月3冊くらいのペースで興味の向くまま読んでおりました。

最近は仕事の移動中や、ちょっとした隙間時間に読書をするのがすっかり日課になっています。本来なら「仕事でブログを書く」なんて、ちょっと腰が重い作業なんですけど(笑)、今回は自分が本当に心を動かされた本たちについてなので、少し熱量を込めて書いてみようと思います。

1. 「200年前の人骨」が「4年前に行方不明の妹」?

『一次元の挿し木』松下龍之介

まずご紹介したいのが、松下龍之介さんの『一次元の挿し木』。これがデビュー作だというからビックリ!。新人賞を受賞した際も、その設定の奇抜さと不気味なほどの完成度で大きな話題になりました。

冒頭の「つかみ」が、とにかく恐ろしいんです。湖で見つかった、死後200年経過しているはずの人骨。そのDNAを鑑定したところ、なんと4年前に行方不明になった主人公の妹・紫陽(しよう)のものと完全に一致してしまうという。

嘘やん。と思いますよね。でも、物語はこの矛盾を抱えたまま、巨大な宗教団体の影や、クローン技術という現代の禁忌、そして「運命はDNAで決まっているのか?」という哲学的な問いへと突き進んでいきます。

主人公の七瀬悠(ななせ ゆう)が妹の足跡を追うなかで、単なるミステリーを超えて、

人間という存在の定義そのものを揺さぶってきます。

40代になって、「自分」という形が固まってきた今だからこそ、「今の自分は本当に唯一無二の存在なのか?」という問いが、冷たい水のように心に浸透してくるんです。松下さんの描く、この「理屈では説明できない違和感」が、ラストにどう収束するのか……。未読の方は、ぜひその衝撃を体験してほしいです。

文章は多少大味で展開も早いですが読みやすくあっという間に読み切りました!

2. 「言葉」という舟で、誰かとつながるために

『舟を編む』三浦しをん

新しい辞書『大渡海(だいとかい)』を編み上げるために集まった、一癖も二癖もある辞書編集部の人たちの物語です。

主人公の馬締(まじめ)光也、その名の通り「まじめ」すぎる変人扱いされているけど、

言葉に対する感受性が異常なほど強い。彼が「右」という言葉を説明するのに数日を費やし、何万枚ものカードを整理し続ける姿に、同じ「働く人間」としてめちゃくちゃ勇気をもらいました。

なんか普段、SNSなんかで言葉を安く消費しがちですが、この本を読んだら、言葉は「他人の心という海を渡るための舟」なんだという。

定年間近のベテラン編集者や、ファッション誌から異動してきた若手社員など、世代を超えたチームがひとつの目標に向かって15年もの歳月をかける。その積み重ねの美しさに、読み終わった後は自分の仕事に対しても、少しだけ背筋が伸びるような感覚になれました。

実際にこの本を読んで辞書って製作期間70年というものもあるくらい、一人の人生そのものを懸けて制作される壮大かつ圧倒的な熱量をもっているんだと考えさせられました。

じんわりと沁みる良い本でした。

3. 「狂気」に近い情熱。芸に魂を売った男の50

『国宝』吉田修一

説明不要の映画で大ヒットした作品(俺は映画見てないけど)

これはもう、読書というより「人生の追体験」でした。

物語は1964年の長崎、極道の家に生まれた美少年・喜久雄が、抗争で父を失い、歌舞伎の世界へと飛び込むところから始まります。

生い立ちも才能も違うライバル・俊介と切磋琢磨し、女形として「国宝」の域を目指す喜久雄。でも、その道は決してキラキラしたものではありません。挫折から身体に苦しみながらも芸に執着する俊介、「自分という人間を壊して、芸に変換していく」喜久雄自身の狂気。

舞台の上のピリついた空気感の描写が本当に見事。

読み終わった後は現実世界に戻ってくるのに時間がかかりました。「何か一つのことに命を燃やす」ことの尊さと、その代償として失われるものの大きさ。

現代でも一線で活躍するアーティストやクリエイターはこの恐ろしいまでの「狂気」とも呼べる執念や熱量を持ち、細い紐の上でバランスを取りながら人生を渡っている感覚。

自分の語彙力ではここまでしか書けん(笑)

まや読め。読後帰ってこれなくなるから。

その圧倒的なスケール感に、ただただ平伏するしかない一冊です。

4. 善意すら爆破される、最悪の心理戦

『爆弾』呉勝浩

これも映画化。

読み始めたら最後、止まんねー。取調室での警察官と、自称「爆弾魔」の中年男・スズキタゴサクとの心理戦。

スズキどうしようもないくらい自堕落な冴えない男なんですが、取調中に「10時に秋葉原で爆発がある」と予言。

まさかのそれが的中し、そこからスズキは「爆弾の在り処を教える代わりに、私の出すクイズに答えろ」と警察を翻弄し始めます。

このスズキタゴサクの嫌なところは、私たちの「偽善」を見透かしているところです。

「子供の命とホームレスの命、どっちが重いか?」なんて問いを突きつけ、正義感に燃える刑事をボロボロにしていく。

脳が焼き切れるようなスリルとともに、「人間の本性ってなんだろう」と考え込んでしまう、めちゃくちゃ狭い取調室での会話劇が中心なんだけど同時に外での警察の奮闘とスズキとの心理戦、、、。いやー面白かった。

5. 狙撃銃のスコープ越しに焼き付く「戦場の解像度」と「心の摩耗」

『同志少女よ、敵を撃て』逢坂冬馬

そして最後。今回、自分のの心に最も深く、そして重く刺さったのが逢坂冬馬さんの『同志少女よ、敵を撃て』。これについては、さらに踏み込んで語らせてくれ。

舞台は第二次世界大戦、独ソ戦。ドイツ軍に村を焼かれ、母親を惨殺された少女セラフィマが、ロシアの女性兵士イリーナに救われ、彼女から「戦うか、死ぬか」の選択を迫られます。狙撃兵訓練学校に入り、一人の「殺人機械」へと変貌していく少女たち。

そこから実際の戦場へ身を投じる物語なんやけど、

「戦争現場における心理描写の圧倒的な解像度の高さ」、「極限状態における人間の心のありよう」がヤバイ。

狙撃兵という特殊な兵士は、スコープ越しに「敵の顔」をはっきり見ながら引き金を引くって。

相手にも家族がいる、人生がある。それを知りながら撃たなければならない。

それを実際に10代の少女たちが行うのって、まじか、、、って思いながら読んでました。

最初は「母の復讐」や「国を守る」という純粋な、あるいは正しいとされる動機で銃を取ったはずなのに、凄惨な戦場を生き延びるうちに、彼女たちの心は次第に「敵を殺すための精密な部品」へと削り取られていきます。

かつては美しいものを愛で、誰かを慈しんでいたはずの少女たちが、スコープ越しに命を奪うことを「日常」として受け入れ、敵の死体を数えることに平然となっていく。その精神の変容は、決して強くなったわけではなく、心が死なないために「麻痺」させていくという悲しい防衛本能のようにも見えます。

「守るために、私は撃つ」。

その言葉は、過酷な状況下で自分を保つための呪文であり、同時に自分を呪う言葉でもあります。物語の終盤、セラフィマがたどり着く答えは、どこへ向かうのか。

と、これもまたうまく表現できずに悔しい。。。

以上、ここ半年~1年で読んだ本 おすすめ5選でした!

ここからはジャックの商品紹介もしますね。

前回同様、これ買っとけ(適当かよ)

だってこれ以外ジーンズは他にいらないから。

コスパ最強のジーンズ買うならJACKのビヨーンドパンツが一番。

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是非。

また次回のブログでお会いしましょう。

グッドバイ。

   

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